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家庭用蓄電池の容量はどれくらいあれば安心できるのか?蓄電池の導入の大きな目的が、自然際による停電といった災害時の備えを考えたものであるだけに、容量は重要な判断ポイントになります。
また、蓄電池はどれくらい持つのでしょうか?蓄電するのに向いている時間帯とは?災害を意識した、蓄電池の上手な選び方をまとめてみました。
蓄電池の性能の中でも、特に重要視されるのが蓄電容量です。蓄電容量は「貯めておける電池の最大量」を数値化したもので、数値が大きいほど多くの電気を貯めておくことができます。そして、「実際に使える量」が実効容量。実効容量は蓄電容量の8~9割ほどで、「蓄電容量=実効容量」ではないことに注意。どちらも「kWh」で表します。
蓄電池は蓄電容量が大きいほど価格が高く、設置費用も含めるとかなりの高額製品となります。販売・施工会社によっても金額が変わってきますので、数社の業者から見積もりを取って比較・検討するのがいいでしょう。
蓄電容量がフルの状態で何日ぐらいの生活ができるかを知る場合、数値の小さい実効容量を参照します。各蓄電池の容量は、メーカーのカタログなどに記載されています。
また、各家庭での消費電力も関係してきます。一般的な家庭での1日当たりの消費電力は約8~12kWh。ただ、夏や冬などのエアコンを頻繁に使う季節や、世帯人数が多い、使用する家電製品の数、自宅で過ごす時間などからも大きく変わってきます。特にエアコンの電気使用量は他の家電製品に比べて大きく、半分以上を占めると言われています。
各蓄電池の容量と家庭での消費電力から、「容量÷1日の消費電力量」から求めることができます。
例えば、下記の電力を使用したとします。
照明…100W
テレビ…150W
エアコン冷房…650W
冷蔵庫(40L)…190W
1時間で1,090W。
これを10時間使用したら、10,900W(10.9kWh)です。
111kWhの蓄電池があればまかなえる計算となります。
この中でエアコンの使用量が最も多いので、電力量が少ない扇風機に変えることで、さらに長時間の使用が可能になります。
蓄電池の容量は、大体11.1kWh~14kWhのものが多いです。これは1時間に1100W~1400Wほどの電力が使用できるということ。照明、冷蔵庫、テレビ、携帯の充電なの使用であれば、最大で24時間ぐらいは使えると言えるでしょう。
とはいえ、停電になった段階では、誰もが節電を意識することになります。少しでも少ない電力で過ごして電気が復旧するのを待ちますし、夜中は使用量も減ります。そのため、実際には24時間以上の使用が可能と言えます。
1日中停電してしまうケースとしては、大きな自然災害が考えられます。ただ、日本の自然災害への備えはしっかりしており、よほど大きな災害でない限りはすぐに解消されます。1日中使えなくなることは稀ですから、2日持つような蓄電池であれば十分ともいえます。
蓄電池の容量を選ぶ際に、太陽光発電システムの発電量を確認してその発電量に見合った蓄電池を購入するという方法があります。
太陽光発電の容量が5.0kWの場合、1日で発電できる電気量は3をかけた5×3=15kWhを目安とすることができます。家で使用する電気が3kWhである場合は、15-3=12kWhをためておくための蓄電池が必要となります。
ただし、太陽光発電は天候によって発電量が大きく左右されるため、晴天時で想定を超える発電量となった場合は蓄電池が不足してしまう可能性もあります。
すでに太陽光発電を導入しているのであれば、1日の平均発電量を具体的に知ることができます。この発電量から電気使用量を差し引いた値を目安とすれば良いでしょう。
ただし、家庭用蓄電池そのものの容量は大きなものでも16kWh程度です。これより大きなものを家庭で導入するのは非現実的となるため、売電する電気量、貯めておく電気量をどのくらいにするか考えておくことも必要となります。
どのくらい蓄電しておくのが良いのか、売電する電気量の目安を知りたい、そう思う方は、太陽光で発電していない時間帯の電気使用量をチェックすることをおすすめします。つまり、朝晩や深夜の電気使用量です。
1か月の朝晩・深夜の電気使用量が270kWhであれば、1日あたり270÷30=9kWhを購入している計算です。これを蓄電池の電力で補うのであれば、蓄電池の容量は9kWh前後のものを検討すると良いと考えられます。
停電時でも、蓄電池があれば電気を使用することができます。停電時にどのくらいの電気が必要となるのかは、最低限の家電が動けば良いのか、普段と変わらない電気を使用したいのかによって異なります。
最低限の家電が動けば良いのであれば、以下の5つを目安として1時間あたりの電気量を算出します。
合計150Wとなるため、4.0kWhの蓄電池があれば24時間以上の停電でも対応できます。
普段と変わらない使用を希望するのであれば、以下の家電をプラスして考えましょう。
合計で1時間あたり2,050Wを使用する計算です。4.0kWhの蓄電池では、2時間弱をカバーすることができます。
冷蔵庫はずっと電気を使用しますが、テレビや照明、携帯電話の充電などは1日中ずっと使用することはありません。実際の消費電力量は、上記の計算よりも低くなることが予想されます。
停電時、どの家電を使用したいかをリストアップし、消費電力量を計算してみることから始めましょう。
蓄電池に貯めた電気が使用できるのか、その持続時間についてもチェックしておくことが大切です。
蓄電池の持続時間は、蓄電池の容量÷電化製品の消費電量合計×1000で計算することができます。
蓄電池は電力会社から供給される電気や、太陽光発電システムから作られる電気を貯めておき必要に応じて使用します。いつ充電するのかは、自分で自由に設定する、もしくは搭載されている運転モードやAIで自動的におこないます。
電力会社では、電力使用量が集中するのをなるべく避けるため、時間帯によって使用料を設定しています。集中しやすい昼間は高く、寝静まって電気をあまり使わない深夜は安くされています。自宅に太陽光発電システムがあるのであれば昼間に貯めておくのが良いですが、電力会社から電気を購入しているのであれば、安い夜間帯に設定すると費用面でもお安く済みます。
停電がすぐに復旧すれば問題ないのですが、大きな災害で長期間の停電を覚悟しなければならなくなった場合、蓄電池だけでは到底持ちません。しかも、停電はいつ発生するのは不明ですから、停電時に蓄電池が満タンかどうかはわかりません。フル充電できていない場合、それだけ使用できる時間も短くなります。
いつ停電が復旧するのかはわかりませんので、できるだけ電気の使用量を抑えることが大事。時間を制限するだけでなく、使用する家電も制限。例えば、エアコンの代わりに扇風機を使うと、消費電力を大きくカットすることができます。賢く節電することで、家電を長く動かすことが可能になるのです。
また、家庭用太陽光発電システムとの併用もおすすめです。電気を消費しながら太陽光発電で作った電気を補充できるので、長期間の停電対策にぴったり。昼間は電気使用量を抑えて電気を貯め、夜は蓄電池の電気を使うなど、昼も夜も安心して過ごすことができます。
製品によっては、緊急時に備えて電気の残量が一定のライン以下にならないように自動で電気を保持しておく機能を持つものもあります。災害への備えという観点を重視するのであれば、こういった機能の有無をチェックしてみると良いでしょう。
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